ネット社会に思う

今の時代は高齢の方以外は、SNSをやらない人が少なくなった。

確かに便利であるが犯罪に使われる率もアップして来たと思う。

私自身は40年以上コンピュータに携わり、システム作りを生業として来たが、

コンピュータの恐ろしさも知っている。

これだけPCが発達して来るとは思わなかったが、PCの発達とともに

オンライン化が進み、便利な時代にはなったが、私の危惧していた事が

起こりつつある。

それは対人間に関わる事であるが、今に時代人間同士の会話が

減りつつあるように思う。

それは別な面で人間不信を起こしているのではないか?

インターネットで会話していると、若い人は思っているであろうが

会話は人間と対面でして行う事によって、信頼関係が生まれるのである。

ネットでメールなどの文章で会話したのを、

会話と勘違いしている人が多いように思う。

特に若者は、その様に勘違いをしている傾向がうかがえる。

これは高校や中学時代から、メールなどで連絡しているが為に

それを会話と勘違いしてしまっているのであろう。

これは教育関係にも問題が生じてしまう。

今の教育に携わる先生方もメール時代を過ごして来た先生なので

人との会話を重視しない傾向が出ているのではないかと思う。

全部がそうではないが、その様な状況を否定は出来ないであろう。

私自体もコンピュータ関連が長いがので、メール等は使う。

だが、私の場合はコンピュータの発達によって、対人間関係に

問題が起きる事を危惧していた。

それはコンピュータの発展とともに、誰もが使う時代に成って来たので

コンピュータを道具と見ないで、自分の分身的存在にする傾向が

強くなったからである。

これが問題なのである。

私は初期のコンピュータ時代から、この業界で生業を立てたが

コンピュータの中期頃に疑問を感じ始めた。

それはPCの発展とともに対人関係の悪化が生じるように思えたのである。

私はPCが開発された頃からメーカーや大学などとの研究会に出ていたが

私たちシステム開発者からすれば、PCはおもちゃ的に見ていた。

だが大学側では発展する要素が強いと言っていた。

確かにその通りに発展して来たが、そこには機械的発展のみを

討論していたのである。

確かにコンピュータは便利であるが、対人関係に使う場合は

色々な問題点が生じてくる事を考慮しなければならない事を

私たちコンピュータに携わる者が考えなければいけなかったが

コンピュータの進歩するテンポが速すぎて、そこまでの考慮する事が

出来ない状態に成っていった。

同時にインターネットが発達して、PCの性能も高くなり

あらゆる分野にPCが出て来たが、それと同時に対人間関係の問題も

生じるように成って来たと思う。

今やメールやSNSは当たり前であるが、そこにはあくまでも文章での

やり取りであるが為に、人それぞれの理解の仕方が違って来る場合ある。

そうなると相互間の相手が見えない事で、好き勝手なメールが飛び交い

中傷的な文章を堂々と書く人たちが出て来ている。

だが文章には書ききれない、説明できない部分が多くある事を

考慮するべきであるが、それを理解しない人も増える。

同時にSNSの発展により、twitter・facebook等が

発達して便利さが出て来た。

同時に犯罪要素も隠されるようになって来ている。

果たして、これからはこのNET社会をどの様にして行くか

考える時期に来ている

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